福島県職連合メンタルヘルスケア
(心の健康保持増進)のページ

みなさん、最近疲れていませんか。福島県では、職員のメンタルヘルス疾患による長期病休者が、 震災前2011年度の63名から2015年度は117名とほぼ倍増しています。

メンタルヘルス疾患のうち「うつ病」は、「心のかぜ」などど言われます。確かに、だれでも罹る 可能性があるという意味では「かぜ」と言えなくもありません。しかし、「うつ病」は脳内の神経細胞の 電気信号を伝達する部分であるシナプスの隙間の、神経伝達物質の量を適切に制御できなくなる病気と言 われており、「かぜ」より重い病気です。ですから、気合いや根性では直りません。適切な治療が必要です。

軽い状態であれば、誰かに相談したり、カウンセリングを受けたりすることで、薬の服用までは必要ないかもしれません。 しかし、症状を放置して重くなってからだと、薬の服用と、自宅療養などストレス源からの隔離が必要になってきます。 したがって、長期の病気休暇にならないように、普段から自分の体調の変化に目を向けたり、同僚の変化に配慮することが 大変大事になります。

職場のコミュニケーションがしっかりとれていて、チームで仕事ができていれば個人のストレスに対する耐性は高くなります。 ですから、多少忙しくても辛くても病気にはなりません。しかし、現在のように復興事業などで業務量が増大して、各職員に 仕事が任され、お互いに助け合いも出来ない状況だと、ストレス耐性は低くなり、同じ程度の忙しさ辛さでも発症します。

メンタルヘルス疾患は、体を司る脳の病気です。したがって、症状は人それぞれで、眠れない、頭痛、動悸、などの一般的な 症状から、腰痛、手足のしびれ、下痢など、あまりメンタルヘルス疾患が原因と思えない症状も現れます。 「眠れない」という症状は、みなさん共通しているように思います。 1週間以上にわたって眠れない日が続いたら、病気かもしれません。3日くらい眠れなくなったら、下記のホームページなどを参照して メンタルヘルス疾患を疑ってみてください。

なんか変だな、いつもと違うな、と感じたら、誰かに相談することが大事です。同僚や上司にはなかなか相談しにくいかもしれません。 そんな時は、県職連合各支部や本部に気軽に電話してください。少しお話しをしましょう。連絡先はこちらです。

うつ病 こころとからだ

塩野義製薬株式会社、日本イーライリリー株式会社によって開設されているホームページです。最終的には、専門医と薬のコマーシャル になっているような気がしますが、内容は大変わかりやすいと思います。

躁うつ病(双極性障害)のホームページ

日本における躁うつ病の権威である理化学研究所教授の加藤忠史先生のホームページです。
飾り気は無いですが、うつ病、躁うつ病などの病気について丁寧に記述されています。また、うつ病と間違われやすい躁うつ病(双極性障害Ⅱ型) についても記載されています。